SNSにいない人が一番SNSを賑わせるような。

2022.07.22

SNSと触れている時間が嫌いでたまらなくなってから久しいが、最近はヘッドホンをつけるのも”なぜか”すごい不快感を覚える。
UGCを試聴している時間も、そうしている自分もすごく嫌だし…
等々。

ノイズキャンセリングのヘッドフォンで人工のホワイトノイズなんか再生し始めたら終わりだ。

そうか君は地に足つけて生きていたいんだね、ということは最近よく分かってきた。
スマートフォンも近くに置いていたくないし、通知なんてとんでもない。

スマホを触っている人の様子や、毎日のほとんどをSNSで過ごすような人も、見かければそういう人がいるんだ、というだけで嫌になるし、自分はより一層ああはなりたくないなと思う。

そういう人もいる。
そうじゃない人もいる。

大事なのは、自分だけが「SNSの外側にいる人」だと思い込まないこと。
多分自分が思っている以上にSNSから距離を隔てて体内の時勢で生活をしている人はわりといるでしょうし。

そんな人々のライフスタイルを自分の生活に取り入れていきたい、最近はそればっかり。
でも問題は、彼らの情報がインターネットには落ちてこないということで。
だから質量と触れ合う時間をこれからは増やしていこうと思う。

ただ、このようなケースが限定的だとは思わない方が良いとも思う。
SNS上での発信だけがSNSを賑わせるのか?そうじゃないはず。

最も重要でクリエイティブなことは、いつもSNSの外で起きている。
本当に優秀で頭が切れる人たちは、もっと静謐な世界で綺麗にやり遂げる。

SNSからトップダウンで世界をみようとしても、SNSでどうにかしようとしても、すべてはもぬけの殻。
実世界を生きて、実世界をどれだけそのまま捉えられるか。

それに気付いて動き始めている人はきっと多くいる。
僕も後を追わないと。

Written by Shun Muraki. Thank you.