2022.08.01

試論

いつの間にか普通の大人になっていたり。

芦田愛菜さんが18歳で、藤井聡太さんが20歳かぁ、と伊右衛門のプロモーションを観て物思いに耽っていたわけだが、冷静に考えると、18歳というのは国民的な女優さんが頭角を表し始めるのがこの頃のイメージで、それでいうと彼女たちは18歳の段階でかなり浮世離れした雰囲気と大人らしいルックスを兼ね備えていたような気がする。
それでいうと、芦田愛菜さんはどこか子供の頃から知っていることが理由なのか、まだ幼いような印象を持っていたし、それでも18歳という年齢に違和感を覚えることもないような印象を受けた。

芦田愛菜さんは勉学に勤しむ時間が長いそうだし、女優として華々しい人生を歩んでいく女優やモデル志向の人たちというのもいて、要するに何が言いたいかといえば、同じ18歳でも、方向性によってかなり受ける印象が異なる。あまり年齢というのは関係がないように思うのだ。

高校生の頃から拗らせたように起業について関心を持った人たちというのは、たいてい大学に進んでからも自分のプロジェクトを運営する。そしてそれまでと同様にプレゼンテーションをしたりする機会があれば、表彰をされるようなことだってある。
ただ、個人的に自戒も込めて(というか自戒を込めるために)述べておきたいことは、そうやって数年を歩んで行った時に、周りもいつの間にか社会に出て、社会人としてしっかりとしたお金を貰いながら生活をするようになるのであって、要するに「若いうちから自発的に活動をしている」という点だけに意識があってそれに陶酔していても仕方がないのではないか、と思うのである。

当然ながら自分で構想したアイディアを中心に努力があるのか、それとも変わっていく環境に適応するように努力をするのか、ここには大きな違いがあるけれど、でもとはいえありきたりなアイディアでありきたりな、考えられることばかりをしていたところで、期待していたような恩恵を受けることは難しい。
きっと、自分がハンドリングできることをもっと冷静に見つめるべきだ。自分の努力次第で、取り組みは進捗し規模を大きくする。「自分の道を華麗に進んでいく私」に惚れ込んでいるだけでは、いつか足元を救われたり、数年後に大して現在地点から遠ざかっていないことに失望する羽目になる。

村木 瞬Shun Muraki
Web Designer

Neutral between linear and non-linear.

デジタルメディアのフォーマット
「Linear Native」について研究。

テーマは”リニアとノンリニアのニュートラル”